ハワイのトップシェフのひとり、ロイ・ヤマグチ氏のレストラン「ロイズ(Roy’s)」。ロコや世界中の美食家にも愛されるこの一流レストランが、$50以下で楽しめる新コースをスタートしました。

広々としたハワイカイ店で優雅なサンセットタイムを

ロイ・ヤマグチ氏

ホノルル市内にはハワイカイ店とワイキキ店があり、どちらもいつも多くの人で賑わうハワイを代表する人気レストランです。このほかにもコオリナや離島、日本などにもレストランを展開するロイ氏の料理はどれも独創性豊かで、食材のコンビネーションも斬新。毎年ハワイ各所で開催される恒例のグルメイベント、ハワイ・フード&ワイン・フェスティバルでも中心的な存在として活躍するスターシェフです。

ロイズ(Roy's)
ロイズ(ハワイカイ店)からの眺め
 

そんなロイ氏が1988年に、ハワイで初めてオープンさせたのがハワイカイ店。カラニアナオレ・ハイウェイを挟んだ向こう側は穏やかな海が広がり、ヨットやボートが往来するリゾート感溢れるロケーションです。

ハワイカイ店
ハワイカイ店
 

レストランは2フロアに分かれ、1階にはテラス席とウェイティングバーがあり、2階がオープンキッチンのあるメインダイニングです。夕方になるとダイニングは最高のサンセットポイント。この時間帯に実施する新コースが「サンセット・パウハナ・メニュー」です。

「パウハナ」とは?

パウ(Pau)はハワイ語で「終わり」、ハナは「仕事」の意味があり、これらが組み合わさったパウハナは「仕事終わり、仕事終わりのお楽しみ」という意味で、ロコがよく使うハワイ語のひとつです。

フレッシュなマグロとサラダでスタート

マグロのサラダ

コースは前菜、メイン、デザートの3品。一品目はフリカケ・ビッグアイ・アヒ・タタキを添えたサラダです。日本でもおなじみのフリカケは、ハワイのレストランでは調味料として使用されることも。マグロのタタキの表面にまぶされたフリカケは、磯の香りを引き立てる名脇役です。パクチーが効いたゴマ醤油ヴィネグレットでさっぱりとした夏にぴったりのサラダでコースをスタート。

ステーキとエビの豪華な組み合わせで大満足

フレーム・グリル・プチ・フィレミニョン

メインはフレーム・グリル・プチ・フィレミニョン&ガーリック・スキャンピ・カウアイ・プラウンズ。しっとりやわらかな肉とカウアイ島産の大振りなエビは完璧な焼き加減で、素材の美味しさを最大限に引き出した一品です。日本酒を使用したクリームソースはコクがあって肉にもエビにもよく合います。

シグネチャーのデザートまで完食したい!

ロイズ・シギネチャー・パイナップル・アップ・サイド・ダウン・ケーキ

サンセット・パウハナ・メニューを締めくくるのは、長年ロイズで不動の人気を誇るロイズ・シギネチャー・パイナップル・アップ・サイド・ダウン・ケーキです。あたたかいケーキは外はカリッとしていて中はしっとりやわらか。パイナプルの甘味もケーキにベストマッチ。サイドにはカウアイ島発の人気アイスクリーム店「ラパーツ(Lappert’s)」の濃厚なバニラアイスクリームが添えられています。これをケーキに乗せ、少し溶けさせてから食べるのがオススメ。思わずにんまりしてしまう美味しさです。

サンセット・パウハナ・メニュー

ロイズの魅力を味わうのにぴったりなサンセット・パウハナ・メニューは、ハワイカイ店、ワイキキ店で実施。メニュー内容は異なるので、両方のレストランを訪れて食べ比べしてみてはいかかですか?

ロイズ・ハワイカイ Roy’s Hawaii Kai
住所:6600 Kalanianaole Hwy.(Google Map:https://goo.gl/maps/192hH9XSZYw
電話番号:808-396-7697
営業時間:17:00〜21:30(金〜日は〜22:00)
公式サイト(英語):http://www.royshawaii.com/